子供達に最期まで口から食べられる人生を歩んでほしい。
その為には、正しい「食」を知る必要があり、正しい「お口の使い方」を知る必要があります。
保護者が正しい「食」を知る事で、子供の健康を守る事はもちろんの事、子供の歯を一生守る土壌を作ることができます。
歯数20本以下の義歯使用者は、歯数20本以上の健常者と比較して30%も死亡率が高いとされています。(*)
保護者が正しい「お口の使い方」を知る事で、一生使える飲み込む力(嚥下)を育て、口呼吸を防止する事で病気を予防し、呼吸の整った集中力のある子供に育てる事ができます。
正しい「食」と「お口の使い方」を知り実践するだけで、お子様の人生をより良いものにできるにも関わらず、その事実を知らない保護者が多いのが実態です。
私たちは、歯科医院をハブとして、保護者に正しい指導を行い、子供達の健康的な人生に寄与する事をゴールに、歯科だからこそできる「-1歳からの食育指導」と「網羅的かつ体系化されたMFTプログラム」「舌育」を広める活動をしています。
ただ「広める活動」は簡単ではなく、聞く耳を持ってくれない保護者に理解してもらう事は一筋縄ではいきません。
この研究会は、学術的ノウハウの研究・発信だけではなく、現場での経験をもとに「保護者(患者様)への正しい伝え方」についても研究を行っています。
歯科での親子教室の開催方法、チェアタイムでの効果的な伝え方、WEBを活用した啓蒙活動、メディアを活用した啓蒙活動と、いかに興味付けをして、事の重要度を理解してもらえるのか?についても拘りをもって推進しています。